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仲介業者の営業マン

仲介業者の営業マンはどのようにして売主・買い主を説得し、契約交渉をまとめるのか、その手の内の一つを教えてしまいましょう。例として、仮に、売出価格2000万円の物件が市場に出ていたとします(ここでは、売り主さんの売却希望額と売出価格が一緒だと考えてください)。この物件に対して、1900万円になるなら買いたいというお客さんが現れました。さて、この2000万円−1900万円=100万円の金額の差を仲介業者はどのようにして埋めるのでしょうか?皆さんならどうしますか?(先の説明で書いたように、あらかじめ仲介業者と売り主さんとの間で希望売却額よりも高めの金額で売出価格の設定がなされていれば、もともと、その程度の値引きは売り主さんの方で了解ずみの範囲内なので、特に問題にはなりません。ここでは売り主さんの希望売却額を下回る値引き要求があったと考えてください。)仮に、直接その物件の売り主さんに対して「1900万円で買いたいという人が現れました。売り主さん、この金額で応じてもらえないでしょうか?」などといってみたところで、よほど物分かりのいい売り主さんでない限り、そう簡単に値段の交渉には応じてはもらえません。そこでどうするのか。仲介業者は、売り主さんに対しては「1800万円で買いたいという人が現れました」というように、実際の買い主さんの希望価格よりも、もっと低い金額で最初の話を持っていくのです(もちろんここでは仲介業者も1800万円で売主さんが納得するとは思っていない。1800万円という数字を提示するのは、売り主さんに現実的な成約相場・買い主から見た物件の価値を直視してもらうためで、いわば一つの駆け引きとして用いられる数字です)。「とてもそんな値段では売りたくない」と普通の売り主さんならば言うでしょう。なにしろ、もともとの希望売却額が2000万円なのだから当然です。

なぜマイホームが広がったのか?

戦後、なぜマイホームが広がったのでしょうか?原因は戦後のモノ不足によるインフレです。インフレに強いのは「モノを所有すること」と「借金をすること」です。逆にインフレに弱いのは「預貯金」です。戦後の日本のインフレは、所得の上昇がともなういわゆる「良いインフレ」でした。良いインフレは、借金を事実上「棒引き」する効果を生みます。経済が高度成長をし、物価が上がりましたが、所得も当然上がりました。そのなかで過去の借金の負担は軽減されます。ちなみに、多額の借金を抱える公的セクター等にインフレ待望論が根強いのは、このように借金が実質的に棒引きされるからです。そして、この良いインフレと、国策(国は住宅金融公庫を通じて安定的に資金を供給しました)が結合した結果が「マイホーム=持ち家」だったのです。つまり、「持ち家神話」(持ち家信仰)は公的セクターによる政策を通して日本に定着していったわけです。ただし、この「持ち家神話」もデフレ社会や所得横ばい(もしくは減少)時代に突入した現代は、事実上崩壊したと言ってよいでしょう。住宅ローンもマイホームを手に入れるための手段から金融商品と化し、きちんと借金(ローン)として、そのリスクを自覚しなければならない時代になったということです。

ワックスの賢い塗り方

フローリングの床を汚れや傷から守るため、ぜひとも塗っておきたいワックス。しかし、塗りすぎると別の問題が出てくる。あまり厚く塗ると、かえってすべりが悪くなるし、何より空気中をさまよっているホコリを寄せ集めているような状態になるのだ。ぬるま湯で2〜3倍に薄めたワックス液をぞうきんにしみ込ませ、薄くのばす程度で十分である。また、化学ぞうきんは、家具のホコリを取るのには便利だが、畳を拭くのには使わないようにしたい。前にもいったように、化学ぞうきんにはホコリを吸いつけ、離さないための薬品が含ませてある。これで拭くと、畳の表面に油っ気が残り、かえって汚れが付きやすくなってしまうのだ。十分に注意してもらいたい。