ヨーロッパにあるブランド直営店をはじめ、各種ブティックで商品につけられているタッグの価格には、たいてい「付加価値税」がふくまれている。日本からの旅でショッピングすると、この付加価値税が払いもどしされることになっている。こうした店には「TAXFREE」の看板がでているが、免税率は国によって異なる。プラダやフェラガモでおなじみのイタリアは、一軒の店で30万リラ以上の買い物をしたとき、この払いもどしがおこなわれ、その率は16〜19パーセント。ただし、手数料が引かれるから、値札の10〜14パーセントほどがもどってくると考えればいいだろう。目移りするほどブランドショップが並ぶパリで買い物をしたら、こちらは2000フラン以上のショッピングに対して20パーセントだ。手数料を引かれた実質は、やっぱり10〜14パーセントほどになる。ただし、ルイ・ヴィトンなど2500フラン以上のショッピングでないと払いもどしがない店もある。
今日、ファッションブランドの場合、マスメディアに頼るのは、あまりお勧めできない。コミュニケーションというからには、双方向が理想だが、広告宣伝は発信側からの一方通行に過ぎないからだ。一方でインターネットは双方向を強みにしているものの、受け手の生の声を聞くことは難しいし、おまけに匿名性が保たれているだけに、必ずしも消費者の本心をつかめるとは限らない。さらに誹誇中傷等歪曲した情報も錯綜するので、注意を要する。そして、過剰広告の問題もある。一人一人の一日を振り返ればよく理解できるだろう。朝起きる。NHKならいざ知らず、民放のTV番組からはさっそく広告が目や耳に飛び込んでくる。新聞を開けば紙面の四割近くが広告で占められている。駅に行く道すがらは、電柱にまで広告だらけ。そのうえ、駅貼りポスターから電車の中吊りまである。会社の近くで下車すれば、さっそくポケットティッシュに広告が。ターミナル駅には巨大な電飾広告、インターネットにはつねにバナー広告……。まさに現代人は、四六時中広告の嵐にさらされながら生活をしている。
ブルー無地のシャツは淡い色を。濃いブルーは暑苦しい。春夏のシャツは、秋冬のシャツ素材より上質なものを。秋冬よりシャツが目立ち、疲労感がすぐに表面に出るからだ。2万円以上のものを。カジュアル感の表現のためには、糊なし手仕上げで、クリーニングに出す。汗をかきやすい人は、襟だけ少し糊を効かせる。ネクタイはシルクかニット。柄は好みによるが、無地か小紋、細かなストライプ系が上品だ。大柄は暑苦しい。暑い時期に注意すべきは、色をあまりたくさん用いないこと。カラーバリエーションが増えると、他人に暑苦しい印象を与える。すっきりまとめあげる。皺はいっさい気にしない。カジュアルなスタイルには、ナチュラルな皺があった方がよい。